【工場片付け 板橋区】印刷機とともに幕を閉じた現場の整理|印刷所閉鎖に伴う設備撤去・片付けサポート事例
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施工内容 | 印刷工場の閉鎖に伴う設備・機械・備品の仕分け撤去、不用品回収、室内清掃 |
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施工形態 | 区画制限のある室内印刷所(オフィス一体型) |
施工地域 | 東京都板橋区 |
工期 | 2日間(作業スタッフ4名) |
施主 | 東京都板橋区 I様 |
お問合せの種類 | 印刷業の廃業に伴う全設備の撤去と原状回復 |
担当者 | 増田 猛 |
担当者コメント | 印刷所の片付けには、単に物を運び出すだけでなく、「想い」や「技術の歴史」に寄り添う姿勢が必要だと感じました。 今回のような専門機材が多く残る現場では、解体や処分の知識に加えて、感情面のサポートも重要です。 東京・板橋区をはじめ、当社では小規模工場・印刷業の閉鎖に伴う整理や設備撤去に対応しています。事業の節目を丁寧にサポートさせていただきます。 |
ご相談の背景と作業に至る経緯
今回のご依頼は、板橋区にて長年印刷業を営まれていたI様より、
「事業を終えるにあたり、印刷機械を含めた全撤去をお願いしたい」
というお電話をいただいたことがきっかけでした。
SHINOHARAやAB DICKなど歴史ある印刷機がいくつも稼働していた室内は、長年のご商売の証ともいえる重厚な空気に包まれており、「簡単には処分できない」「手放すにも専門知識が必要」というお悩みを抱えておられました。
対象機材と片付け対象範囲
SHINOHARA 520P オフセット印刷機
大型の業務用印刷機で、操作盤付きの電動式。周囲には用紙やインキ、版材なども配置されており、慎重な解体作業が必要な機材でした。
製版装置・検査機材
刷版の製作に使われていた特殊機器。部品や付属品も多く、運搬時の破損リスクを考慮した分解と梱包が求められました。
AB DICK 小型オフセット機
手動操作と電動機構が組み合わされたレトロな印刷機。ギアやチェーン部の油汚れ、内部に残った廃インキの処理にも対応。
周辺資材・文書類・事務備品
インク缶、フィルム版、名刺サンプル、在庫品、古紙資料など。仕分けと同時にリサイクル・廃棄処理を実施しました。
作業の流れと対応ポイント
① 養生と動線の確保
大型印刷機を搬出するために、床・壁・出入口周辺を丁寧に養生。搬出経路を事前に確認し、通路の確保と荷重対策を徹底しました。
② 印刷機器の分解・撤去
SHINOHARA印刷機とAB DICK機は、配線・ベルト・インキ部などを分解し、重量物は台車と養生マットで安全搬出。動力部とチェーン駆動部は、オイル処理と共に専用容器で回収しました。
③ 製版機器と資材の仕分け
スキャナ付き製版機や関連アクセサリーは、それぞれ個別梱包。トナー残留物などの適正処理も実施しました。長年の紙類・型見本も、可燃・不燃・リユース可能品に分別。
④ 書類・書籍・在庫品の整理
帳簿、請求書、取引データが残された書類棚は、お客様と確認しながら重要書類を保存。それ以外は溶解処理対応のリサイクルへ。
⑤ 室内清掃と仕上げ
最後に印刷機の設置跡を重点的に清掃。床のインキ跡や埃の蓄積部分は業務用クリーナーで丁寧に除去し、引き渡しに備えた整理状態を確保しました。
お客様の声
「長年使ってきた機械を処分するのは本当に心苦しかったのですが、スタッフの方が一つひとつ丁寧に扱ってくれて、気持ちの整理もつきました。片付け後の工場を見て、ようやく一区切りをつけられた気がします。」(板橋区 I様)
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